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ドラマーとしてドラマーを観るという事。

明日は新宿スモーキンブギ公演ですね。
公演…そんな上品なものなのでしょうか、明日は。

あのワンマン時のシチュエーション、こんな突飛も無いタイミングでまたもや敢行する事になろうとは思いもよりませんでした。
何の備えも無いもんだから怖い怖い。

明日は360°ステージですよ。
ドラムの後ろに回っていても構いません、というかそこが1番の安全スポットとも言えますね。
ただし音は完全デッド、スピーカーが直近なので耳にハイが突き刺さる事でしょう。
物好きでメンバー間の真ん中で体感したいという方は、ドラムの正面、背にベースアンプとギターアンプを背負ったポジションがあるのでそこで。
ただし、ここは超危険ゾーンですね。
想像しただけで怖い。
そしてとにかく安全に観てなおかつ音も確保したいという方はバーカウンター寄りを強くお薦めします。
俺もセットを極限まで削って、明日はフロアタム1つ、シンバルはハイハットと割れたクラッシュのみという編成で挑みたいと思います。

狭いんですよ、新宿スモーキンブギ。
前このシチュエーションだったのは四谷。
そこからして恐らく3分の1程度のスペースですね。
とにかく下手な怪我人が出ないように…。
どうやら曲も最近ずっとやれていなかったあれが投入されそうです。
ハコの雰囲気は最高、数々の名演が繰り広げられた場所です。
どうなるんでしょうか、楽しみです。


さてさて。
昨日はドラマーズハイというイベントに遊びに行ってきました。
ドラムだけはゴロー氏と共に出演だったので少々お手伝いしてきたのですが。
腕っこきのドラマーばかりを集めてのイベントだったのですが面白いものですね。
各人の志向が丸わかりです、とても勉強になる。
技術なのか、メンタルなのか、もしくはその両方なのか。
じゃあ簡単に両方がいいやんって話なのですが、そうもいかないのです。
人の心象風景やバイタルやそこに行きたいって願望をね、即座に叩き出し表現するというのはとても大変な事なのだから。
そして四谷の店長秋元さんも叩いていたのですが、これがもう圧巻。
過去に何度も書いてきましたが、化け物ですよ。
俺は_ _ _ _*始動してからあれ程のドラマーに他には出会っていません。

なぜそれほどまでにそうしていられるのか。

あの誰にでもわかりやす過ぎる凄さはなんなんでしょうね。
完全にお手上げ。
練習して身につくものではなく、その人そのものなんだから。
ドラムを聴いていたというよりもね、秋元さんの話を聴かされたような。

俺はこのイベントを最初から最後まで観ていてある疑問が。
ドラマーズハイ。
うん、いい名前ですよね。
でもこの名前、実は凄く興味深いものであって決して浅いものではない。
個人的には昨日の出演者の方全般を通して全くでもないのですがほとんど一貫性を感じられなかったんですよね。
皆上手いし個性もあるしやりたい事やってるんだってのは嫌というほど伝わったのですが、何か…何かのパーツが足りない気がして。
意図的なのか作為的なのか、それともそこまで何も考えていないのか。
いや、考えていないはずがない。

ならばこの疑問は何なのか。
そう考えながらトリの秋元さんがラストの所で叩きながら歌いだしたんですよね。
歌というよりあれは完全なメッセージ。

~何かをする為に何かを置き去りにしている気がする~

これの延々ループ。
だとすれば…だとすれば…!!

解釈なんて人の勝手だと思うのですが、俺は受け取りましたよ、秋元さん。
ドラムを通してね、そうかそうかと。
別にドラムが叩ける叩けないとかじゃなく、恐らく普遍的なメッセージなのでしょうが。
効いたなぁ…ってな感じであっさりと疑問も解決し家路に…というわけにもいかず、昨日は四谷に夕方からいる俺に代わってジンプルさんに車を取りに行ってもらって四谷合流してから即刻リハだったのですが…なんとエンジンストップ!!
というか俺が運転席に乗り込んでキーを回してもエンジンかからず。
なんとかかかるも四谷付近にガソスタは無いんですよね。
おかげで全員雁首揃えてリハーサル大遅刻。
やるなぁ、ジンプルさん。

とはいえ無事に終えてそこからいつものあさりら~めんを食べに行ったのですが、ここで大惨事。
全員で6名だったんでしょね。
ドラマーズハイ出演のゴロー氏、Yu-ponサポート参加バンド、マーブルのVo翔馬氏が。
前の日記でも書いたのですが、ここには俺自身どこの店でも出会った事が無いほどの激辛ら~めんが存在するのです。
野朗が5人もいれば当然誰がこの激辛に挑むのかという話になりますよね。
ならない??
いや、なるんですよっ!!
そしてその威力をよくわかっていない翔馬氏があっさり注文する事に。

―ばかだ―

俺は内心そう思っていたのですが、本気で心配もしていました。
そしてら~めん到着。
食べ始める翔馬氏、これが中々の根性者で食道が焼けただれ、胃にそのまま穴が開きそうなマグマのら~めんを食べ出す。
相当我慢していたのでしょう、横で笑いつつも本気で心配しだす俺。
そして驚くべきスピードで完食。
しかし丼には大量のマグマスープが。
これは前回Yu-ponが飲んで死亡なされたスープですね。
それをなんと一気飲み。
もうね、横で見ている俺があまりの生産性の無い面白さに興奮していたもんです。
ただ、このマグマスープを飲む事により得れる激情~うおおおおおおお!!!!!ってのを会得出来ればそれはそれで凄まじいライブが出来るんじゃないかと。
そして飲む!飲む!!飲む!!!飲む!!!!
飲み干した!!!!!!…凄い。
俺は辛さには滅法弱い事が判明したのでこの瞬間、神になられたのでした。

しかしその刹那……


ブっ、ブブッ…くぅ…ブホっ…ぅぐはぁ!!!!!!!!


激情が逆流なされました。

意味ないじゃ~ん、この瞬間に神からあっさりと普通の人に戻られた翔馬氏。
あまりに辛いものをね、気合いで飲み込んでも逆流するという事実を知ったんですね。
そうなんだ、辛い物もそこまで速いレスポンスでって。
後に残ったのは近くのトイレから断続的に聞こえてくる悶絶中を示すうめき声。
いやぁ、悲惨だったなぁ。
精神が肉体を凌駕するとかなんだとか言いながら順調に食べていたのに。
皆さん、あまりに辛い物を食べるのは止めましょう。
逆流します、危険です。


あぁ、結果的にくだらない日記になってしまいましたが許してください。
ただメーター振り切った面白さがあったので書いちゃいました。
明日がどうなるのかそれを今は考えるようにしなければ。
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