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ライブハウスの自由。

なんか寒い気がする。
そしてジーパンはいてうろちょろしただけでいろいろ言われる。
どうやらタイパンツか半パンじゃなければ違和感があるのね。
う~む~。
この冬をどう越すか考えます。


さてさて。
数年前に真剣に考えていたお題を1つ。
というのもね、昨日ライブハウスで久し振りに面白いものを見てさ。
不謹慎だけれども面白いと書いたそれは「乱闘」。
学校で先生がどれだけ教育の為とはいえ殴れないんでしょ。
そんな黒を黒と正せぬ世では痛快極まりない光景でさえある。
行為そのものが好き嫌いかどうかというのはともかくなのよね。
だってそれは基本自己責任でしょ。
ライブハウスであろうと公道であろうと最後は自己に帰結する。
だって事故的に勃発する直前にこの場所ではこうあの場所ではあれとまさかいちいち誓約書書いているわけでも宣誓しているわけでもなし。
ライブハウスという秩序なのか規律なのかモラルなのかそのギリギリのせめぎ合いのような場所で直情的にぶつかるそれ自身はどちらかというと好きなのかもしれない。
だって毎回毎回俺達はステージからホールに放ってるんだもんね。
ライブハウスに通い始めた頃にそんな洗礼も受けたしね。
本気で楽しむ人の前に出るのはこんなにも覚悟が必要だったのかとさ。
ジンなんて普通に遊びに行ったハードコアイベントで中身入りの飛んできたビール缶をボーっとしていて避けきれなくて鼻っ柱に直撃。
言ったもんだ。
ボーっとしてたのが悪い。
もっと言えばそこにいたのが悪いとさ。
これは今も変わってないぞ。
だから俺はバンドが動き出してからはどれだけ静かであっても最前列には近付きさえしなくなった。
ケガでもして公演中止だなんてさ。

近付きさえしなくなったというのも理由があるんだよ。
前からの_ _ _ _*界隈の人であれば誰でも知っている話だろうけれど自戒も込めてもう1回書いておこう。
実際にあった話。
映像も残っている。

忘れもしない、もう3年以上前かな。
乱闘にさえならなかったけれど俺も殴ったんだよ。
ある夜、飲み放題イベントだった。
興奮したお客さんがステージに上がりこんだ、それだけであればよくある話なんだけれどね。
問題はその後。

ドラムセットにダイブしてきた。
当然演奏はストップ。
演奏ストップ、これが許せなかった。
どうしても許せなかった。
なぜに演奏をストップさせなければならないのか。
エゴったいかもしれないけれど、どれだけのリハを繰り返してたった1度のライブをやるのか。
それは観に来ている人も同じ熱量を備えていると当然のように期待してもいる。
ホールはオーディエンスの聖域、ステージはもちろんね。
だってそうでしょ、じゃなくきゃ何にお金払ってそこに遊びに来ているのか。
そうじゃなきゃ…どうしてステージにホールに誰かがいるのか。
今思い返せば当時の思考回路なんてその程度だった。
大事にしていたこの身の分身とも言えるスネアが転がった時にはもうカウンターの右パンチを繰り出していたね。
映像で観ても反応があまりにダイレクトで我ながらビビる。
この怒りを誰でも理解出来るのかなんて思わないよ。
さらにライブ中なんて正気じゃない場合がほとんどというのも言い訳かな。

でさ、ダイブしてきて殴られたとはいえドラムセットに絡まってその人は動かないのよ。
早く音を再開させたいのに!
とにかく止めたくなんかない、早く、早く!ってさ。
ダメだったね~。
その場から動かないのに余計に腹を立てて足蹴にしてシンバルスタンドでガシガシやってスティックまで投げつけていたね。
それでも動かなかった。
なぜなら…

最初のカウンターの右1発で既に気絶させてしまっていた。

そりゃ動けるはずもない。
完全なる気絶で数人に引っ張られて退場していったもんだ。
そしてその後、メンタルを立て直してライブ再開するまでに10分かかったもんだった。
腹立って腹立ってさ、結果的にライブ中断だよ。
今もって演奏ストップという事に対して殴ったという事実に関しては後悔0。
これ不思議。
でも殴った事によりライブ中断が長くなったという1点に関しては後悔MAX。
これ納得。

後でかな~り考えたね。
それこそ誰にも言えぬ時間を潜ったもんだ。
整理つくまでに軽く半年、結論出るまで1年かかった。
ライブハウスでの暴力とはその実何なのか。
人によっては踏み潰され床に放置された空き缶でさえ暴力なわけですよ。
たった1発で気絶させられるという事はもっと重大な事故になっていた可能性さえある。
表現というある種狂気の最中にあったのだとしてもね。
別に俺が捕まるとかさ、どうでもいい。
だって我の決断だもの、どのような瞬間であったとしても殴ると決めたのは自分。
でも致命的な負傷を負わせていたらと思うとゾッとするね。
誓ったよ。
今後ステージで何があっても絶対にそういうのでは死んでも演奏を止めない。
そして金輪際一切合切誰も殴らないと。

音楽の楽しみ方ね…いろいろあるよね。
モッシュ、ダイブ、それにこの間のWall of Deathなんて凄まじいもんだ。
これさ、見方によってはやっぱり暴力にも該当してしまうのさ。
美味しい酒が入って最高の音が流れて非日常な照明が入ればね。
おまけにライブハウスではどう楽しむのが正解なんて有るとは思うけれど無いに等しい。
だってその意識というのはある種の教育がステージホール双方に成されていなければ共有など出来るはずがない。
長くなったけれどさ、ライブハウスでの暴力ってテーマであればこれが今の俺のバックボーンだったりする。



そして昨日の「乱闘」。
それだけであれば別に珍しくもない話なんだけれどさ。
その真ん中にいたのは…
冗談抜きでインディーシーンで日本一かもしれないと思える超良質かつ純粋なオーディエンスをたくさん抱えたバンドマンだった。
そのバンドマンが普段からこれでもかって位にオーディエンスの事を多角から捉え遠くから考えより近くで表現するという行動様式の1つ先の伝えるという尋常ではないスキルをどれだけ洗練させているのか、その一端をもう知っている。
ついこの間も感心させられたもんだ、それが誰なのかわかる人は簡単にわかるだろうね。
状況の一部始終全部見てたからさ、その怒りの根源も簡単に理解出来た。
好きなバンド、応援したいバンドを観ているでしょ。
わかるんだよ、簡単にあらゆる立場に自身を重ねられる。
そのステージに代わる代わるオーディエンスが上がってはダイブしていた。

ここからは分岐点だけれども…
それを望むバンドはいるだろう。
でも望まないバンドもいる。
断言する、バンドはその状況であればほとんどの場合がやりにくい、断言するぞ。
100のバンドがあれば98はやりにくいくらいの比率だろう。
極端な話、同業者というか同じバンドマンが知り合いのバンドのステージに上がってダイブするというのはわかっているから出来る事。
当然リスクも承知、覚悟もある。
でもそれを同じレベルでオーディエンスに求められるのか、無理でしょ。
そして普通に目当てのバンドを観に来たオーディエンスであればどう思うか。
前で見たくても肘を突き出し辺り構わず暴走する人だかりの前では後ずさりするしかない。
モッシュというのは一見無秩序に見えて実は素晴らしく統制されてこそ成立するもの、それくらい知っている。
もっと言えばするべきポイントなんかもあるんだで。
ある意味ではメンタルレベルでしか察知出来ないものかもしれないんだけれどね、でもある。
こういう状況についての賛否は人それぞれのものだし、今回は当人ではないから言わな~い。
シチュエーションにもよるしね。
昨日のはそんな流れだった。

でさ、いつものように少し後方で見ていたんだけれどすぐにそのバンドマンが半リンチ状態になった。
そりゃそうだ、多勢に無勢。
まずい。。。
顔と指はやめてけれ。
行くかどうか行きながら迷ったんだけれどね。
何が迷ったかってさ、ライブ中の乱闘という混乱状態の中に制止する為に飛び込むのは全然問題ない。
酔っ払いのパンチなんて遅いから早々当たらない。
ただその半狂乱な集団心理の矛先が何かのきっかけで万が一降りかかってきた時にやり返さない自信が持てなかったのよね。
もし相手になるのであれば皆酔っ払いなのに俺シラフだもん、これが怖かった。
最初やられてもきっと1人また1人とさ。
とはいえ既に半リンチ状態、事情がどうあれ過失がどうあれそのバンドマンにケガなどされては困るのだけはわかっていた。
あの時と違って出演者じゃないとはいえ頭の中で絶対に殴らないどーしたって殴らない何があっても反撃しないと脳内で超速リピートしながら引き離しにかかったもんだ。
結局1分くらいかかっちゃったんだけれど頼むから矛をこっちに向けないでと願いながら…怖かった~。

なんだろうね。
恐らくは多勢に無勢とわかっていて向かったバンドマン。
これも不謹慎だけれどもさ、ステージからホールまでの素行の一貫性に感心してしまったのも事実。
だからあれだけのステージを構成出来るんだ。
誰も大きな怪我も無かったしどっちが悪いとかはどうでもいいや。
ただ皆普通に会場を後に出来たのが何より。
万が一、俺が迷惑かけてたらごめんなさいね。
飛び込んだ時にちょっとね…すまん。


マニュアルの無い世界は難しいね。
だから会場内全部で瞬間を共有出来たら最高に楽しいんだ。
あの時よりは少しは大人になれたかな。
よかったよかった。
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