スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PA。

ライブハウスの最後方に座って難しい顔をして無数に並んだたくさんのフェーダーやつまみをいじって出音をコントロールしている人。
そんなに見た事はなくても大体の人がその存在を知っていると思います。
しかし我々バンドは…この存在無しにはライブなど出来ないのです。
もちろん照明もそうだ。
うちの事をよく知っていてくれて大事な日には必ずついてくれるPAさんがいます。
照明もそういう時は必ずやってくれる人がいてね、正直な話…俺を含めたメンバーなんかよりも具体的に_ _ _ _*のサウンドを熟知して良いところを引き出してくれて悪いところをやんわりと包み隠してくれたりしています。
どういうことかというと、あまりにもバンド自体の演奏力が低かったとしてもPAさんの腕が化け物であればあるほど凄く見えちゃうんですよね。
これは凄い技術です。
それほど音をライブハウスのスピーカーからしっかり出すまでの過程が難しいということ。
順を追って書いていきます。
素人なりに頑張ってずっと作業を横で見てきたわけです。
見れば見るほど音の裏側が見えてきてそれを活かそうとして。

先日見たバンドさんが酷かった。
もうね、ドラムの音量が小さいんですよ。
スネアなんて撫でるような叩き方をしていて。
きっと普通の一打のボリュームが俺のゴーストノートくらいだっていう小ささ。
それを下手なPAさんがやるとどうなるか。
単純にスネアにつけているマイクの音を拾うレベルを上げるわけです。
するとハイハットやクラッシュやキックなんかの音も拾っちゃってどんどん音が濁っていってクリアーな音が出なくなるんですよね。
出音が鈍くなる、輪郭が無い状態。
切れ味など皆無。
さらには自分で出している音が小さいもんだからドラマー本人が自分の音をモニターから欲しがるんですよね。
ライブ中っていうのは基本爆音なもんだから、ドラマーでさえ自分の音が小さければ聴こえないなんてよくある話。
ましてや生楽器でギターやベースのようにつまみ上げて機械的に解決なんてことはないんですよね。
すると小さなスネアを拾う為に上げたマイクのレベルは余計なものまで拾いあげます。
先に書いたキックやハットやクラッシュなんかがそう、さらに自分のドラムの音をモニターで横から流してもらって、フロントの中音が酷ければVoのモニターまで。
もうグチャグチャです。
そんな中でしっかりとスピーカーからホールに流してもらうことなど不可能。
俺の場合はそれが嫌でしょうがないんですよね、いろんなライブハウスに行くということはもちろん_ _ _ _*なんて知らない、初めての人ばかりで。
ということはなるべくイージーに素直に簡単に外音が出るようにしなければならない。
だから俺の場合はモニター0で生音でメンバーにも聴こえるくらいの音量を出そうとしています。

そんな中、先日見た酷いバンドさんはしっちゃかめっちゃかな中でも、PAの奇跡的な腕で外にしっかり出ていたんですよね。
どれくらいだったかというと、例えれば山田花子が藤原紀香かってくらいの変貌ぶりだった。
しかもあまりに自然に良くなっているもんだからそのホールにいた出演者や関係者、要するに耳が肥えてるはずの誰一人として気付けないほどのレベル。
感心というか口が開きっ放しでした。
_ _ _ _*もこんな人にやっていてもらっていたのかと思うと背筋が寒くなりました。

どうせここまで書いたからとことん書いてみます。
完全に素人の持論だけれど。
まずVo。
これもドラムと一緒でつまり生音なんですよね。
だから元の声が小さければ小さいほどマイクの集音レベルを上げるわけでそうなれば当然他の音の被り込みも多くなってクリアーに出なくなる。
元からパートの性質上、キーをしっかり取らないといけないのでリズムが聴こえている中でしっかりギターベースも聴こえていないといけない。
つまり最も爆音地点なんですよね、フロントセンター。
それでしっちゃかめっちゃかになればなるほど何言ってるかわからなくなってくるもんです。
そしてVoの声量が小さければ小さいほど全体のバランスを取る為に他パートの音量も下げるしかなくなる。
これは知らないライブハウスにバンドが行った時には容易に致命傷になる要因ですね。
大変だな~、Vo。
カラオケなんかでもバカみたいにマイクのレベルを上げたり下手にマイクに口を近付けすぎたらすぐハウるじゃないですか、あのマイクが1度ライブする度に9~10本は使っているってことなんですよね。
そのハウるっていうのも実はPAの腕次第で簡単に避けれるのですが。

GtとBaは似たようなものですね。
Voと違うのはつまみでボリュームをコントロール出来るということ。
元音をしっかり作れれば個人の問題は比較的簡単に解決出来るもんです、後はグループの問題。
人によってそれぞれですね、自分の音さえ聴こえてりゃいいっていう人もいれば全部聴こえないといけないっていう人も。
ただ、ステージの内音作るにあたって鍵を握っているのはドラムとボーカルだと思っています。
そこがしっかり作れないと弦楽器なんて作れないんだから。

それから音量。
よく普段のリハーサルから爆音でリハしているバンドさんがいるんですよね。
あまりにでか過ぎると上に書いたように各マイクの被り込みが激しくて良い演奏していてもポンと外に出てくれないもんです。
これもよくある大問題。
上手いバンドさんであればあるほど内音は驚くほど小さかったりします。
よくそんな音量でハイになれるなってくらいの。
いろ~んなケースを見れば見るほど勉強になります。

後は_ _ _ _*であった苦い思い出を。
あるライブハウスで…過去に2回ほどあったのかな。
どれだけバンド単位で音を作っても、そのライブハウスの音にされてしまうということ。
どれだけ説明してリハーサルを繰り返しても無駄でした。
各ライブハウスには必ずホール特性っていうものがあって、リバーブがかっているところもあれば低音がデッドなところもあったり嫌にエフェクター群が抜けたり異様に出音がクリアー過ぎるところとか。
それは各バンドからの視点で随分評価も変わるものです。
人が50人入っている時と100人入っている時では音の吸われ方が全然違うもんです。
それをバンドが初めて行ったライブハウスで瞬間的に把握する為には相当な耳と経験が必要。
俺なんてそんなの全然持ってないです、努力はしているんだけれど。
そこまでわかってバンドがPAに注文するのであればいいんだろうけれど…。
失敗してどうなったかというと、とてつもなく薄っぺらい音で何も伝えれない音でした。
あんな徹はもう二度と踏みたくないけれどいつか必ずやってしまうんだろうなぁ。
それとかリハーサルはしっかり出ていたのに本番でいきなり180°変わってそのライブハウスの音にされていたり。
思い出しただけでどこに向けていいのかわからない怒りが込み上げてきます。

それだけバンドサイドとPA及び照明サイドとの駆け引きは重要なものなんですよね。
でもそれにはまずバンドサイドがしっかり音を作れないと何を言っても伝わらないもんです。
今度からはライブハウスに行ったら、たまには最後尾のPA卓にも目をやってみてください。
面白い瞬間に立ち会えるかもしれないですよ、見逃しているだけで。
もっと学ばねば。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://drpan.blog73.fc2.com/tb.php/323-5194b962

FC2Ad

相続 会社設立

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。