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心の在り処。

例えば…
人は心が無ければ一体どれほどの痛みから逃げ切れるんでしょう。
余りにも曖昧でありながら、でも確実に大きな存在である心。
もはやそれは存在であるという以上に人格そのものであったりして。
なんだと思いますか?
心。
心の語源は心臓の形を表したものとされ、当時から心臓と直結していたとのこと。
でも実際は心に形など無く、それは精神世界そのもの。
誰でも知っている言葉のくせに、その実態はよく知られていないんじゃないでしょうか。

「あの人は優しい心を持っているよ。」

それは本当に優しい心を見たのではなく、優しい言動や行動を見て優しいと感じたからですよね。
屁理屈じゃなくて本当の事。
常識的に考えると脳の中身が心を形成すると考えて間違いないんだろうけれど、果たしてそれだけなんでしょうか。
俺の頭の中には一体何が詰まっているというんでしょう。
この心のおかげで苦しむ人がどれだけいるんでしょう、逆も然り。

最近思うのです。
この心ってやつのおかげでどれほど自分を見失いそうになったのか。
自分を形成しているはずの心が自分を苦しめるという凶悪極まりない矛盾。
それは俺が弱いからかもしれないけれど、そこまで機械的に動けるはずもなく。
今この日記を書いていてもどう書こうか迷っているわけです、どうやって思っている事を書き出そうかって。
これは心?

じゃあ逆に心が無ければこの世界はどうなっていたんでしょう。
機械的に飯食って、機械的に働いて、機械的に子孫を残して。
無理でしょうね、きっと欲求が働いている時点で成立しないはずだし、きっと俺も生まれていません。
血が流れているんだからさ、ガソリン入れて動く代物であればいいけれど。

悲しまないでいいかもしれない。
怒らないでいいかもしれない。
考えないでいいかもしれない。
戦争も起こらないかもしれない。

その反面、失うものを考えればもはや生きている意味があるのかって本気で思わされてしまうもの。
きっと誰もいなくなってそれぞれが孤立、喜びを失った世界で俺達は何を見出せと言うのだろうか。

…と思っていたのですが。
先日、全く笑わないし話さない子に出会ってしまったのです。
もう8歳。
ある人が呼んでくれたんです、君ならどうする?って。
病気と言えばそれまでだけれども、それじゃ解決出来ません。
話をしたがらないし話しかけられる意味さえもどうやらわかってもらえない。
その子からすれば周囲の人間から過剰に保護されるのも理解出来ないとのこと。
学校にも行けないし友達もいない、俺からすればそれはきっと想像を絶する痛みなんだろうけれど、だからと言って話しかけられたからといって嫌がるわけでもなく。
常に能面のように無表情。
知っている喜びや楽しさを教えてあげたいとか、苦しみや悲しみを知ってもらいたいと思うことさえが単なるエゴなのかと思わされてしまうほどの衝撃。

「最近何か楽しいことあった?」

「楽しいとかよくわからないんだ。」

どうする?
頭の中をいろんなクエスチョンが飛び交い全くまとまらない思考。
そもそもこの子は本当に心が無いのか?
そんなはずはない、確かにその目は何かを見つめ自分っていうものを自覚しているじゃないですか。
それは紛れも無い心だ。

幸運にもバンドをやらせてもらっているわけです。
したくてもやれないであろう人もたくさんいるだろうに。
そうすると嬉しい事に出会えなかったはずであろう人と出会える機会をもらえて。
それこそが自分の精神世界の許容をズタズタに引き裂いてくれて、新しいものばかりを感じさせてくれて。
そういう俺の存在を傍迷惑に感じる人もいるかもしれないし、求めてくれる人もいるのかもしれない。
いずれにせよそれはお互いをお互いとして認識出来るからこそ生まれる距離感であって、実はそんなものが無くても人は生きていけるのかもしれない。
本気でそう感じたんだからしょうがない。
だとすれば…その心を無くしていると思われている子は誰よりも強いのではないだろうか。

恐ろしい話ですよ。
ちょっと見栄張っていい服着て化粧してとか、大事と思える人もいないわけだから極端に偏った位置から考えると究極の利己主義者であり世捨て人でもあり。
きっと人類がそうであれば全く違う構造の世界になっていたでしょう。
だからといって会ってしまった以上はそれを否定する気にもなれず。

いつか言われたっけな。
小さな頃、怪我をして酷く痛んだ時に痛いのはもう嫌だって言ったら…、
もし痛みを感じれなくなればそっちのほうが怖いんだぞって。

何が本当で何が嘘なのか。
果たして今の感覚は誰の感覚なのか、醜く歪んではいないのか。
そこから覆されそうな出来事でした、きっと死ぬまで未解決でしょう。
だからこの世界は面白い。

在るがままに受け入れる心、それがどうやら俺には足りないらしいです。
心が無いのは俺なのかもしれません。
誰がそれをわかっているものか。
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コメント

読ませてもらってます。

こんにちわ。ちんぱんさんのブログを読むとたまにふざけてる日なんかはとても安心します。ライブ中とは違う普通の顔が見れて楽しいです。
栄養もらってます、これからも楽しみにしています。

こんにちわ~!
どういう人が読んでくれているのかわからないまま書いたりしているとたまに怖くなるんですよね。
なのでとても嬉しいコメント頂けて感謝です。
ふざけてる日が安心するんですか…、ライブ中は酷い顔してますがオフ時はとんでもなく呆けてますよ。
参考になります、ありがとうございました!!

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