紅茶と思いこんでるもんだから飲む度に丁寧にビックリして困ります。
ちんぱんです。
今日やっと「閃」とご対面出来るのです。
さっきまで四谷にいてね、ライブは観れなかったんだけれども深夜の打ち上げに軽く参加しがてらホールに入ろうとしたらそこにはもう新しい_ _ _ _*のポップが貼られていました。
もちろん音源の事を取り上げられていたポップがね。
知らないうちになっていたもんだからビックリしました。
やっとですよ。
実はまだ俺達も見ていない「閃」。
なんかね、もう落ち着かなくてしょうがないのです。
いずれはポスターと合わせてきっと全国各地に飛んでいくんだろうなぁ。
地味〜に各地に侵食していくと面白いなぁ。
早く無事に確認出来たらいいなぁ。
ちょっと11月24日の事を書かせてもらおうと思います。
もともとXenophobiaというバンドさんのレコ発イベントだったんですよね。
そして実は4マンなのです、だから演奏時間も長めなのですがなぜここで発売になったかというと偶然このタイミングで完成したからっていうだけの話だったんですね〜。
そして偶然出番もトップだっただけの話なのです。
凄いですね〜、4バンド中トップとトリがレコ発だなんて…こんなシチュエーション中々無いだろうな…。
トップというのが面白くてね、実はこの2年でも無かったんじゃないかな、あっても1回とかでしょう。
やってみないとわかりません、それも楽しみ。
どこだったかなぁ、記憶には残っているんだけれどもあれは果たしてここ2年以内だったかどうかさえわかりません。
どうやら転換中にはジャグリング、ベリーダンス、Nomad料理?、ライブペイント、イベントのコンセプトがタイトル通りのサーカスのようで四六時中賑やかな事でしょう。
いろんなイベントに出演させてもらってきましたが、ちょっと今まで体験した事の無い空気になっていそうです。
これはベリーダンスにまつわる話。
実はね、放浪までいかなくとも海外を軽くフラついていた時期があってね。
2ヵ月に1度くらいのペースで10日間くらいポ〜ンと飛んでいた時期が1年くらいあったんですよ。
でね、本当に各国たくさん訪れたのですがトルコに行った時の事。
別に人種差別発言とかでもないのですが、悔しいくらいに人間のパーツそのものが違うんですよね。
イタリアでも面食らったもんですが、トルコのそれには叶わなかった。
まずは全体像。
なんで?ってくらいに皆足が長いし体型も教科書に出てくるような大人みたいなのばかりだし、顔立ちも至近距離から見るととにかく鼻がでかい、長い、高い。
目もクリっとしていてね。
おまけに身長も俺でさえ見上げる婦女子がたくさんいてね。
性格も信じられない程にオープンでね、治安はお世辞にも良いとは言えないのですが無警戒過ぎるんですよね。
俺は半日も経たずに当初予定していたものをキャンセルしてトルコに滞在しようと決めたのでした。
なんかね、日本だと赤ちょうちん垂らしている気取る理由も無いような大衆居酒屋がちょこちょこあるじゃないですか。
トルコだけじゃないのですが欧州各国ってそれだらけなんですよね。
呼称はそれぞれ異なれどとにかく多い。
俺達が普段からごく普通に駅の改札を通るようにそういった場所に人が集まるんですよね。
あれはなんだろうなぁ、そういった居酒屋の類が大衆娯楽といったものを通り越してもう地元の玄関みたいなものです。
帰ってきたよ〜みたいなね。
大体が乱雑にテーブルが並べられていてね、場所によってはビリヤード台とかカードゲーム専用のテーブルとかで誰でもディーラー出来たりね、もちろんテレビもあるし…そして滞在を決めた理由は1つ。
どこの店に入ってもなぜかステージらしきものがあったから。
そしてもちろんドラムらしきものもね。
らしきものというのは…ドラムではないのだけれどバラされたドラムのパーツ群から打楽器、そしてご当地の弦楽器なんかが常設されていたんだから。
初日の夜ね、日本人の盛り場1人歩きなんて危ないものなのですが俺は行きました。
正確な発音はわからないのですが確かメイハーネ、それがトルコでの居酒屋の呼び名。
で入店しようとしたのですが驚いたんですね〜。
物凄い技術が無いと出せないような打楽器音が聴こえてきた。
初耳でもそれくらいはわかる。
そして覗いてみると踊っているじゃないですか、確実に日本人では無理と思われる妖艶なベリーダンサーがね。
本当にあれはアラジンの世界でした。
でもそのベリーダンスというのが曲者でね、独特の打楽器音をバックにダンスを眺めているだけで頭がおかしくなってくるんですよね。
インドネシアの文化であるクチャにも似たような感覚。
ただベリーダンスってのはダンサー1人、打楽器(タラブッカ)1人のみでクチャは30人ほどで敢行されるのですがそれに匹敵するトランス具合だったのでした。
飛んだ。
これこそがきっと俺の求めていた音楽の上限と思えるものだってね。
ず〜っと入店するのかしないのかよくわからないような立ち位置でぼ〜っと見ていたもんです。
ステージでやっていたわけじゃない、ホールを徘徊して踊っていたのです。
クネクネクネクネ、凄いものを見せられてね。
大量のチップが体中に刺さっていたもんでした、そりゃそうだ、あれはタダ見するものじゃない。
ひとしきり演舞が終わって入店。
俺は恐る恐る打楽器奏者に近付いてあれはどうやって叩いているのかを教えてもらおうとしたのですがここで問題が発生。
実際はどうなのか知りませんが、俺の中では中国語を除いて最も理解し難いのがトルコ語だったのでした。
表記はほとんどアルファベットに近いのですが、そのせいか余計にわからない。
しょうがないから原始時代に立ち返ったように必死に身振り手振りで教えてくれとアピール。
今でも脳裏に刻みついて鮮明なのですが…これはドラムとか打楽器やっている人にしかわからないかもしれませんね。
タラブッカという打楽器なのですが、左手でふちをなでたり押さえたり解放したりで減衰をコントロールしながら右手1本で手の平、指先で叩くのが基本なのです。
凄い人は両手でケロっとしながら同等に叩けるのです。
この時俺が話した打楽器奏者は俺が腕を振り上げて手の平で叩いた音よりも指1本で叩いたほうが大きく抜ける音を出されて参ったものです。
リズムだってロック的な3拍7拍にアクセントがってもんじゃなくて蛇みたいにウネウネしていたのです。
もしかしたら俺はこの時強く影響を受けたかもしれない、抑揚という点でね。
さらには機関銃のようにタタタタタタタタと延々鳴らしていられる。
必死にその仕組みを理解しようと指の関節の動きやら肘から先のメカニズムをあれこれしていたらあのベリーダンサーがやってきたんですね。
何言っているか全くわからないのですが、それよりもあまりにきれい過ぎてビビっていたもんです。
初めての体験、きれい過ぎてビビるだなんてね。
でもとにかく笑って話しかけてくれている、よくわからないけれど大丈夫そうだ。
なんかハポネハポネと言われていたのですが、それ以上はね。
英語もほとんど通じなかった、せいぜい名前くらいか。
でよくわからないままにテーブルに座らされて料理が運ばれてきてね、今考えても不思議です。
あの時のお会計はどうなったんだろうか…まぁいいや。
それでどさくさに紛れて差し出されたままに料理を食べてね、何食べたとかほとんど記憶が無いんだけれどもその後も俺はタラブッカをひたすらいじっていたもんでした。
それでもう夜も遅かったので紙に明日の公演場所を書いてもらって帰宅。
次の日指定された時間にその場所に行き演舞が始まったのですがビックリしたもんです。
何!?
ジャムっていたの!!
そう、決められたものではなくその場の雰囲気やらなんやらでダンスと打楽器がジャムっていただけなのでした。
またしても次々に刺さり行くチップ。
凄過ぎて呆れたもんです。
ベリーダンスってやつは実は正確な紀元もわからない程に古くから存在するものでね、女性の体のラインを最大限に活かしたものなのです。
でもチップはその為じゃない、トータルでオーディエンスが正しく評価してのものなのでした。
結局その人達がなぜ俺の事をそこまで相手にしてくれたのかというと、一目見てわかったそうです。
こいつ何かの打楽器やってるなって。
体のラインでそれがわかったみたいでね、しかも完全に異文化なもんだから面白がっていたみたいでね。
なぜわかったかというと4日目に偶然居合わせた日本語とトルコ語を話せる人が通訳してくれたのでした。
結局そんな調子でトルコに1週間程滞在して別れ際にタラブッカまでくれたのでした。
今でも宝物なのです。
当初はメールでやり取りしていたのですが、向こうのPCがクラッシュしたようで今ではどうなっているのかわかりません。
帰国後、俺は当然のようにベリーダンスってものに興味を持って暇があれば観に行ったものですが失望の連続でした。
というのもね、俺が出会ったトルコのベリーダンスってものはよほどのガチだったみたいでね、やはり相当なレベルのものだったらしいのです。
どうやら習って身につくようなものじゃないらしくてね、日本で観たベリーダンスってのはトランスうんぬんでは無かったのでした。
タラブッカも少しは練習したのですが、今の所止まったままです。
いつか再開しよう。
今ならあの時よりは出来そうな気がします、ニョロニョロのリズムの理解が深まっただろうから。
11月24日、ベリーダンサーの方がいますね。
俺は過剰に期待しています、ちょっと思い入れがあるしなぁ。
どうかあの感動をってね。
人間が1人2人でね、ほとんど何も持たなくて何の力も借りずに人前で何かをやれて素晴らしいと思ってもらえるのは半端な事じゃないのです。
いつかまた行きたいなぁ、トルコ。
話がそれてしまいましたが今日は「閃」の到着と最後のリハーサル。
寝れるかなぁ、寝れないかなぁ、寝れない。
あぁ、もう近いよ。
あの瞬間が。
