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プログレたる所以。

今日も朝方までリハだったのですが……、
とても昔の記憶を思い起こさせられる出来事が…。

プログレ。
なぜプログレになるのか、なぜプログレになってしまうのか、それを今落ち着いて考えていました。
プログレとは言ってもね、ステージでやる時のフレーム自体はセッションでは無いんです。
ある程度の型があって、ある程度の決まり事の中でやるもの。
その中で突発的にアドリブが生まれることはあれ、全部がそうではない。
そうじゃないと基本的に一曲の作品として成立しないから。
伝えられない、その良さが。
昔やっていたバンドでの話。
どうやってもプログレになってしまうメンバーだった。
俺も元を辿ればその気は全く無かったんだけれど、思えばそこが境い目だったのかもしれない。

プログレ……
ロールの概念が全く通用せずに心象風景であったり物語であったり。
それを型にはめずにそのまま流れるが如く音に出して紡いでいく。
プログレをやるにあたって、大前提として作った曲自体が個人個人の持っている感情の起伏や熱であったり冷を投影させられる器でないといけない。
だからプログレやるぞ!っていうよりもいろいろ模索している中で自然発生的に出来上がる場合がほとんどじゃないでしょうか。
その当時、そのバンドの曲ではどうしても俺は自分を投影させられなかった。
でもとりあえずライブでやってみることにしたんですね、確か8分くらいの曲だった。
でもそれは俺にとっては失敗だったんですね。
メンバーの中にはそれなりに気持ち良くやれている人もいたみたいだけど、実は完全なプログレでは無かった。
最初から良いプログレっていうものをやろうとしていたからっていうのは後でわかったんだけれども。
元々おかしな展開をするジャンルなわけです、それって実は人間本来の鼓動であったり血流を感じたりする作業で不規則なものを音で捉えようとするからどうしたっておかしくなる。
それじゃダメだって当時は思ってね、まずは自分が、そして個々が気持ち良く出来る音を探した。
たくさん聴いたけど聴くのとやるのとでは大違いで苦労しました。
やっとこれかなっていうのを見つけて意識がぶっ飛ぶようになれた。
それをライブでやった時の見てくれた人の反応、凄かった。
会場全体がトリップしていた、この時知ったことはまず自分達がぶっ飛べるものを音に変換することこそが重要なんだって。
俺の感覚からすればプログレっていうのは要するに価値観の押し売り切り強盗みたいなもので、これがいいでしょ?っていうよりこれがいいんだよ!!みたいな。
そして気付けばプログレバンドって言われていました。

そして今日。
まさかここで!!??っていう場所でそれが発生した。
プログレの気なんて全く無い場所で。
きっかけは恐らくこの一言。

「引きのカメラが電車を見送る自分を写しているような感じ。」

そのシーンの始まりからハットを16のニュアンスで薄~くフェードアウト気味にだって。
これがきっと俺自身が本能的に情景模写をしようとした結果、プログレ色を煽ったのかもしれない。
そして起こるべくして起こった奇跡。
いいじゃない、いいじゃないってなる。
再度チャレンジ、でもこれはダメだった。
理由は明白、感じるよりもきっと型を探したからだろうと思いました。
なんなんだろう、いつも思うんだけどバンドって結局のところは核爆発のようなものでエネルギーが内に内に集まってこれ以上無い程凝縮されて充満し過ぎて耐え切れなくなって漏れ出した瞬間に外に向かってドカンみたいな。
きっとプログレってその最たる例なのかもしれないと思いました。
ちょっと話は変わるけど、巷ではアングラって言われやすい激情やら怒りって煮詰めれば恐らくとてつもなくキレイなポップスになると思ってます。
実際叩いている時そう感じてしまう。
メンタルが凄く必要な楽曲って俺からすればハードコアもスラッシュもポップスやバラードと何らメンタル的には違わないんですよね。
極。
+100も-100も1人の人間がそこまで行けば同じ。
ポジティブもネガティブも無い。
解放区。
う”~~~~って思ったらう”~~~~って音になる。
でもそのう”~~~~っていう悶絶に近いような心の底とも裏とも言えぬ所から内々に発せられる情感の念っていうのは万国共通で逆に言えばそれだけ人間の心情がどれだけシンプルかっていうのもわかりました。
最もダイレクトに伝わりやすく、だからプログレッシヴロックっていうのは世界的にも認知されている形態なんじゃないかって思います。
そういうもの全てを活かしてね、可能な限りポップスとの融合を可能にしたいと思いました。

音楽って不思議ですよね。
最初始めた時なんてね、とりあえず演奏出来ればいいだろ、弾けりゃいいだろってなものだったのに、いつの間にか心身の一致を求められる。
それはそのまま個々の人生に反映されてね、反映してきてね、周りの人間さえも巻き込んでいく。
人生は音楽に、音楽は人生に互いに干渉し合って遂には……。
不思議なモノですね、音楽。
ボケっとしていたら自分に置いてかれる。

待ってくれよ~。
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