スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ファズとパピ。

そうそう、2日間とちょっと滞在していたファズが帰って行った。
もうね、大変だった。
ライオンハートなのかビビッているのかは最後まではわからなかった。
突進喰らったし座っている場所から行きたい場所があってその途上に俺がいるとそっと通ればいいのにわざわざ唸りながら通ろうとする。
まるでどけよと言わんばかりに。
おかしな猫だなぁと思ってちょくちょく遊ぼうとするとね、プルプル震えていた。
あまりにも毛がふさふさしているからよく見ないとわからなかったもんだ。
だからってビビッているとは言えない、環境も変わったんだろうし知らない人にっていうのが相当堪えたみたいだけれどもそれでもなお強硬姿勢を崩さなかったんだから。
恐らくファズにとって俺の存在は人間というカテゴリーよりも獣という括りで終わっただろう。
面白かったのは唸れば唸る程近寄っていたんだけれども、2日目から唸ると獣が来るとわかったらしくあまり唸らなくなっちゃった。
しかも3回くらいお腹を見せていた、あれは降参を意味するものだったんだろうか。

パピはパピで元々好戦的かつ挑戦的な性格。
要するにとにかく構いたがり屋。
パピが俺の家に登場してから結構な猫が来たけれどもどの猫もパピの面倒臭さに参っていたもんだ。
でも今回に限ってはファズのあまりに頑なな姿勢からサジを投げたらしく、ある時を境にきれいに素無視モード。
そこで何が起こっても私は何も知りませんだった。
避妊手術で手負いとはいえあんなパピ初めてだった。

なんかね、今回の事で多々思う。
里親詐欺というのがあってね、明確に定義された言葉ではないんだけれども確かに存在する。
例えば誰かが捨て猫を拾ったとして、このままじゃ薬殺になってしまうからってんで必死に飼い主さんを探す。
そういうサイトもあるし掲示板もあるしそれは世界的なもの。
それで最後までしっかり育てるからって引き渡したはいいものの、その新しい飼い主は実は虐待が趣味だったとかね。
それとか捨て猫が偶然金銭的な価値のある猫であれば転売してしまったとかね。
最近は保護団体の動きで正規には臨床試験に必要な実験動物も手に入りにくくなったらしい。
じゃあどこからそういう動物がそういう場所に行っているのか。
いろいろある。

パピは偶然が重なって俺の所に来た。
別に生後1ヶ月は外で暮らしていたパピからすれば行動範囲なんて激しく制限されているわけだし今が幸せかどうかはわからない。
もしかしたらパピは広い外の世界を自由に歩きたいと思っているかもしれない、でも俺からすれば人懐こい性格のせいでいつ変な人に連れて行かれるか、いつ車に轢かれるかと思えば外に出せるわけもなく。
考えられないでしょ、タバコで焼き入れられるとか耳ちょんぎられるとかなんてまだ軽いもので足もがれたとか首落とすとかさ。
それは俺のエゴなんだろうからパピはそれでもいいから外に出たいと思っているかもしれない。
外を見るのが大好きだ。
でもね、それでも間違いなく断言出来る。
パピはここに来てよかったと。

俺が帰ってくると足音でわかるらしく必ず玄関に来る。
決まってやっと帰ってきたなって顔をしている。
それで寝転がってゴロゴロ転がって渾身で喜んでいる。
家の外で電話していると外に向かって鳴き出す、なんでそんなとこにいるんだってね。
とてもつまらない事ですねる時もあるしなぜだか無駄に怒る時もある。
電話しているとすねだすし、部屋に誰かが来て話していてあまりにも構われないと怒る。
寝る時は寝る時でその時は一緒に寝なくてもとりあえず挨拶みたいなのしにベッドに登ってくる。
眠いんだったら先にベッドで寝ればいいのになんとしても近くで寝ようとしてるしね。
すっかり人間臭くなった。
最近じゃもう何1つ粗相もしなくなった。

パピは小さい。
とても小さい。
こんなに小さくて心が通じれるものが一歩間違えれば歪んだ対象にっていうのが考えられない。
ファズもそうだ。
一緒に過ごしてどれだけ大事に育てられているかが改めてよくわかった。
だから本気で接せられた。
猫と人間何も変わらない。
ペットブームだとかいろいろあるけれどね、どうなんだろう。
皆しっかりとコミュニケーション出来ているんだろうか。
俺が事故に遭うとか病気でもしなければパピは俺よりも早く死んでいくだろう。
2,3日に1回はそういうの考える。
嫌だなぁ、死ぬとこ見たくないから俺のほうが早く死にたいってさ。
だからもし俺が死んでも誰か新しい飼い主さんにかわいがってもらえるように環境の変化に強くなって欲しいとも思う。
実際に里親募集で比較的晩年の犬や猫が多いのはそういう要因が多い。
悲しいでしょ、ずっとかわいがって飼っていた人が亡くなっただけで残されてどこにも適応出来ずに薬殺だなんてね。

別に俺は猫というものそのものが好きってわけではない。
猫カフェとか行きたいとも思わない。
そういうのであればどちらかというとフェレットのほうが好きだ。
でもパピは猫。
なんでだろうね。
部屋も少しでも駆け回れるようにと広くした。
家に居ない時に寂しいだろうからもう1匹くらい居てもいいかなと思うようにもなってきた。
どうやら俺はもうペットだなんて思っていないようだ。
だからね、そういう里親詐欺っていうのを聞く度に不思議に思う。
人間って理性が働くのによくもそこまで残酷になれるもんだなと。

パピも下手すればもう薬殺されていたかもしれない。
でも運もあってか今楽しんでいる。
俺の様子を気にしつつ外を気にしつつなんだかいつも忙しそうだ。
誰かが来訪するとそれこそ仲間に入ろうと躍起になっている。
なんだかそういうのを見ているとなるべくパピの生活に必要以上侵害したくないとも思う。
1人の時間も必要だろう。

難しいね。
動物愛護団体の運動とかってどの程度まで認められるべきなのか。
元より猫も野生動物なわけで過剰に保護される前提で生まれてきてはいない。
かといって保護したとして個体数が増え続けることもない。
人間が与え続けなければ…食べる物が無くなればどうしようもないんだから。
逆に言ってしまえば人間が中途半端に保護する事によって生まれてしまって殺される命もある。
う~ん。
あやふやに移ろう倫理はこういう場合いつも黙る。
いろいろと考えさせられた2日間だった。
今度はもっとファズと仲良くなろう。
次は唸らないでね~。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

相続 会社設立

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。